青汁の主原料は大麦若葉とケールが主軸となっていましたが、明日葉の豊富な栄養と効果が認識されたことから、主原料として利用されている製品が増えています。まず、ケールは地中海原産のキャベツに似た野菜で、日本の食卓には野菜として利用されることはほとんどありません。明日葉より優れている栄養成分は良質な睡眠をもたらすメラトニンが豊富であることです。強い苦味と豊富な栄養素が特徴です。健康や美容の維持・改善に欠かせないビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。青汁としては原材料100%のものもありますが、飲みやすいように加工したり、他の成分を配合したりしています。

一方の明日葉は、日本の伊豆七島や紀伊半島に多く自生する植物でセリの仲間で、今日、畑から摘んできても明日にはまた芽が出るほど生命力が強いことが名前の由来となっています。八丈島産が主流となっていますが、中にはインドネシアなど外国産を使用している場合もあります。スーパーや八百屋で食材として売られていて、独特の風味はありますが、苦味や青臭さもないので、天ぷら、お浸し、炒め物など幅広い料理に利用されています。最も特徴的なのは熱を加えるとあらわれるぬめりで、血液をサラサラにして生活習慣病のリスクを軽減させる働きを持っています。
エイジングケアする女性
豊富な栄養素のうち、ポリフェノールの一種であるカルコンが含まれています。カルコンはエイジングケアには有効で、老化の原因である活性酸素の除去に効果を発揮します。血糖値の上昇を押さえる働きも持っているので、生活習慣病が気になる人にも適した栄養素です。また、セリ科の植物に特有の香りの成分でもあるクマリンにも抗菌・抗酸化作用の働きがあります。そして、免疫力のアップに欠かせないルテオリという成分も含まれていて、明日葉ひとつでエイジングケアに必要な成分が複数摂取できることになります。そして食物繊維も豊富なので、便秘の改善にも効果を発揮します。